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尼崎双星高校編 2021年度⑦校内の課題研究(中間)発表会で活動へ積極的に挑戦した成果を発揮


2021年12月に開かれた校内の課題研究中間発表会で、9月から11月まで3か月の取り組みや今後の予定についてスライドを見せながら発表しました。ロボット操作体験から始まり、小学校イベント準備、チラシ作成、写真や動画の撮影・編集加工、高校生フェア(商業フェア)まで、盛りだくさんの内容を約10分で伝えるため、役割分担をして文章や写真、動画でパワーポイントを使ったスライド資料を作り、工夫したプレゼンを行いました。


活動を同学年に伝える校内の課題研究(中間)発表会



各班が3か月の取り組みの成果を報告


2021年12月に校内で3年生全員が一堂に会し、9月から6つの班に分かれて行ってきた「課題研究」の成果を伝える発表会が開催されました。

生徒たちが役割を分担して準備を進める

生徒たちは、発表会に向けてスライド作成などの準備や本番の司会進行、ロボット操作担当など役割分担をしました。
ロボット体験イベントの企画や操作練習、宣伝チラシ制作など多岐にわたる活動をしてきたプロセスや成果を伝えるため、大学生やスタッフにアドバイスをもらいながら限られた時間の中で準備を着々と進めました。

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活動へ積極的に挑戦した成果を伝えるプレゼン



チラシ作成や写真、動画の技術をスライドに


スライド制作を初めて行う高校生たちは、経験のある大学生からイメージや内容、構成など、どんなスライドにするかサポートを受けながら、紙にアイデアを起こしてパソコンを使ってまとめていきました。
ロボット体験イベントの企画や操作練習、宣伝チラシ作成、高校生(商業)フェアの参加など、さまざまな活動へ積極的に挑戦してきた3か月を振り返り、PowerPoint(パワーポイント)を使ってスライドで表現。ロボットを操作する様子の動画を編集して入れるなど、これまでに習ったチラシ作成や写真、動画などの学習内容を生かしました。

聴衆とやりとりするなど引きつける工夫も



発表のための台本についても、大学生のアドバイスを受け、スライドとの整合性を確認しながら細かく練っていきました。実際の発表では、司会が聴衆にインタビューをしたり、自分たちのつくった宣伝チラシの実物を持って登場したり。盛りだくさんの内容を約10分にまとめた発表を集中して聴いてもらうため、聴衆を引きつける工夫もしました。後日、映像で発表を見た大学生は「一人一人が何かに関わってつくり上げた発表。見る人も巻き込んでいるところに工夫を感じた」と感心していました。


ロボットの実物を動かすデモンストレーション



発表会では、アームロボットを実際に動かし、高校生(商業)フェアの時に現場で発想した「自動化プログラム」のはんこを押す動きを実演。スライドに加え、こういった見て楽しませる、興味を引く演出もありました。
この班はロボットの実機を登場させたり、全員それぞれチラシをつくって一般の方に見せて感想を聞くなど、他の班と一風違う発表や活動内容だったため、発表会を見に来た先生方からはどよめきが起こりました。


サポート役を務めた大学生の感想

高校生を支え、見守ってきた大学生の感想です。
「スライドはかなり枚数が多かったが、高校生は責任感を強く持ってつくっていた。『大学生に聞けるのは今しかない』と授業時間が終わっても来るほどで、一緒に作成していてとてもやる気を感じたし、距離を近づけられて嬉しかった。スライドを初めて見たほかの生徒に『すごい!』と言われていたので、つくった生徒もとても嬉しかったのでは。
スライドと、生徒たちのたくさんのアイデアから生まれた中間発表は、見る側もとても楽しくなる素敵なものだった。一番すごいと感じたのは、クラスの違う生徒がこの授業で仲良く活動する姿。この発表では今までの活動内容だけでなく、チームワークのよさも伝わった。
大学で行う発表とはまた違う、楽しさを感じる中間発表だった」。

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学んですぐに役立つスライド作成やプレゼンの技術

スライドを使うイベントや授業で経験を積む大学生

エアグラウンドでは、地元企業を紹介するイベントや学校で出張授業を行う際など、大学生が資料となるスライドづくりに携わり、説明や発表を行う機会があります。そのため、慣れていて高校生へスライドのつくり方やプレゼンの仕方を教えることができます。高校時代に「資料をまとめてわかりやすく伝える」経験をして慣れておくと、大学生や社会人になってから人前で発表する時に役立ちます。

まとめ

2021年12月に開かれた校内の課題研究中間発表会で、9月から3か月の取り組みや今後の予定について発表しました。わかりやすくまとめるため、プロのクリエイターから習った知識や技術を生かし、PowerPoint(パワーポイント)を使って文章や写真、動画を組み合わせたスライド資料を作成。司会から聴衆への呼びかけやロボット操作の実演を交えるなど、工夫したプレゼンを行いました。
次回、尼崎双星高校編⑧テーマは「地元のものづくり企業の見学・取材で仕事の流れや働き方を知る」です。

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