尼崎双星高校商業学科の皆さんが取り組んできた後期課題研究について報告する校内の発表会が、2022年11月30日に行われました。ロボメイツ班、商品開発班など全部で6班が成果を発表し、生徒と来賓の投票により1位に選ばれたチームは、2023年2月の「全国高等学校生徒商業研究発表大会兵庫県大会」に出場しました。
校内の課題研究発表会でプレゼンテーションを実施
取り組みの成果を動画を含めたスライド、実演で披露
尼崎市立尼崎双星高等学校の商業学科3年生70人は、2022年の9月から「後期課題研究」を始めました。ロボメイツ班や商品開発班など全部で6班に分かれて活動に取り組みながら、動画や写真を交え成果を伝えるスライドを作成。プレゼンテーション用の台本を作り、話す練習をするなど、発表会の準備も行ってきました。
校内の課題研究発表会は11月30日に行われ、商品開発にご協力いただいた地元企業の皆さんをはじめ、たくさんの来賓の方々がお越しくださいました。
全6班が発表
当社が一緒に行った「ロボメイツ」「新商品開発」のほか、「ひまわり結都の若者の集客」「めざせ!観光(ハブ)都市尼崎」「理容室の集客・客単価来店頻度の増加」「茶レンジ」といったテーマで、全6班が発表を行いました。
ロボメイツ班は、小学校で行った授業の様子を紹介しながら、ロボットを動かす動画を上映。みかんまんじゅうに見立てたピンポン玉を動かす様子の実演も行いました。
商品開発班は、株式会社カワグチマック工業様、有限会社中野製作所様、有限会社柏木鉄工様と活動する3グループがそれぞれ、企業研究でわかったことやアイデアスケッチなど開発の過程、進行の様子を伝えました。
投票の結果、ロボメイツ班が1位に
各班の発表後、商業学科の生徒70人と来賓の20人によって興味や理解、表現等の観点から投票が行われ、ロボメイツ班が1位、商品開発班は4位に。ロボメイツ班は2023年2月4日に神戸で開かれる「全国高等学校生徒商業研究発表大会兵庫県大会」へ出場することになりました。
県大会へ出場し、堂々の発表
第4位になり、審査員特別賞を受賞
ロボメイツ班の生徒たちは、11月末の校内での発表会から翌年2月初めの県大会へ向けて、スライドや話す内容などブラッシュアップをして準備しました。
当日は10分の制限時間をフルに使い堂々たる発表ぶりで、11チームの中で第4位となり、審査員特別賞を受賞しました。
関西国際大学での活動報告会にも参加
尼崎近郊での活動報告会 および 尼崎市 長期実践型インターンシップ報告会
2月3日には、関西国際大学尼崎キャンパスで「尼崎近郊での活動報告会 および 尼崎市 長期実践型インターンシップ報告会」が開催されました。尼崎近郊で活動している高校生、大学生による発表を地域の方に向けて行い、地域との交流および情報交換を行うことが目的です。
尼崎市長の松本眞様をはじめ、市職員の方、教育委員会や大学教授など教育関係者、尼崎の企業や団体の皆さんなど地域の方々が数多くお越しくださいました。
新商品開発に一緒に取り組んでくださった企業の方々も見守る中、尼崎双星高校からはロボメイツ班、新商品開発班、観光班が参加。校内発表会からさらに進んだ成果を発表し、パネルディスカッションでは、高校生たちは実物やポスターを前に来賓の方々へ説明を行いました。
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2022年度の活動が終了
半年にわたる取り組み
2023年1月に最終授業を行い、2月の活動報告会、県大会をもって、今年度の尼崎双星高校との約半年にわたる活動が終了しました。
企業と高校生が授業内で行う商品開発や、産業技術短期大学の二井見博文教授が開発してくださった教材を使う小学校でのロボット授業など、今年度初めて実現した取り組みもありました。
高校や小学校の先生方、生徒・児童、産技短大の二井見教授、企業や教育関係者の皆さま、そして当社のインターンやアルバイトの学生たち。
協力くださった皆さまのおかげで無事に終えることができ、心より感謝申し上げます。
今後も、ロボメイツプロジェクトならびに「地元企業と学校を結ぶインターンシップコーディネート」を進めてまいります。
まとめ
尼崎双星高校で後期課題研究の発表会が2022年11月30日に開かれ、ロボメイツ班、商品開発班など全部で6班が成果を発表。1位のロボメイツ班は2023年2月の「全国高等学校生徒商業研究発表大会兵庫県大会」に出場し、同月の関西国際大学での活動報告会では、3つの班がプレゼンテーションを行いました。以上で2022年9月から2023年2月まで、約半年にわたる尼崎双星高等学校さんとの活動が無事終わりました。今後も、ロボメイツプロジェクトならびに「地元企業と学校を結ぶインターンシップコーディネート」を進めてまいります。