尼崎市の経済の現状や、経済を取り巻く新しい動き・トピックなどを紹介する「尼崎経済白書~地域の稼ぐ力の向上に向けて~(令和元年度版)」(尼崎市発行)に、弊社が取り組んでいる企業の魅力発信についての特集が掲載されました。
特集「高まる高卒求人倍率 企業の魅力発信への取組」
特集名は「高まる高卒求人倍率 企業の魅力発信への取組」です。
主に、弊社が取り組む「学生とつくるシゴト図鑑『ワザカタログ』」についてまとめていただいた全4ページの特集となっています。
ここで本書の内容を少しご紹介します!
1.人手不足と高校生の仕事探しについて
専用の大手求人サイトから、インターネットで自由に情報を検索できる大学生に対し、高校生は学校から配布される白黒の紙の求人票が基本的な情報収集の手段となる。社会との接点も少ない高校生が、文字だけの情報を頼りに、膨大な求人票の中から自分のやりたい仕事を見つけ出すことは容易ではない。(中略)また、人手不足に困窮する企業側からも、求人票を出しても面接の応募すらない、という声は多く、地域に根差した優良企業でさえ高校生への広報活動に苦戦を強いられているところもあるという。この両者間のミスマッチ解消の一助につながるツールを独自に立ち上げたのが、武庫之荘にある動画、Web制作会社の株式会社エアグラウンド(以下、エアグラウンド)だ。
(本書から引用)
2.学生とつくるシゴト図鑑「ワザカタログ」について
「ワザカタログ」が求人票や通常の仕事紹介冊子と一線を画すところは、高校生・大学生のインターンシップ生が自ら企業に行き、そこで自分たちが聞きたいことをインタビューし、同世代に伝えたい内容をまとめている、という点だ。(中略)畠中社長が「大人に配慮した質問ではなく、自分たちの本当に聞きたいことを質問してほしい」と熱心に伝え続けた結果、生徒から様々な質問が出るようになった。大人が質問しても得られないような熱意や真摯な回答が、「ワザカタログ」には詰まっている。
(本書から引用)
3.実践型インターンシップについて
エアグラウンドでのインターンシップの特徴として挙げられるのが、年齢や国籍の異なるインターンシップ生を同時に受け入れている点だ。(中略)インターンシップ生たちは、自分たちでプロジェクトを動かすやりがいを感じ、そして何よりもエアグラウンドで過ごす時間を楽しいと感じることから、「エアグラウンドに行きたい!このプロジェクトを続けたい!」と、参加期間を延長したり、友人を連れてきたりすることもあるという。
(本書から引用)
4.放課後キャリア教育について
ビジネスマナーも、働いた経験もない高校生が、自分のキャリアについて、実際に働く大人と話すことで理解し、自分で判断するようになっていく。地域の企業が地域の若者を育てる好事例だ。高校生のうちから企業に触れることで、学校生活と実際に働き始めた際のギャップが埋まり、就きたい仕事を自ら選択することで、社会への溶け込みやすさや企業への定着に繋がるだろう。
(本書から引用)
5.エアグラウンドの今後の展望について
畠中社長が生み出す革新的なアイデアや企画はもちろん、そのプロ意識と、畠中社長自身の仕事と地域へかける情熱、“本気の大人”の姿が熱烈な魅力となり、老若男女問わず多くの人を惹きつけるのだろう。「学生と関わっていると、みんな親戚の甥っ子や姪っ子のように思えてくる」と笑う畠中社長の後ろで、嬉しそうな学生たちの表情からも、その信頼関係がうかがえる。今後も「エアグラウンドと一緒に何かしたい」と集まる企業や若者が増えそうだ。
(本書から引用)
「ワザカタログ」プロジェクトが始まった背景から、インターンシップの取り組み、弊社の今後の展望まで、とても細かく書かれています。
「こういう風に書かれると、なんか、ものすごいことをしてる会社に見えるね」と、代表の畠中は照れておりました。
丁寧な特集記事に仕上げていただき、大変感謝しております。
現在、学生とつくるシゴト図鑑「ワザカタログ」は、高校生がインターンシップの際に利用できる教材(取材キット)としての開発に向けても動き出しています。
新型コロナウイルス感染症の影響を、「逆に挑戦するチャンス!」ととらえて、今まではできなかったICTを活用したオンラインインターンシップの仕組みを開発中です。
学生と地域がコラボし、新しいアイデアやプロジェクトが生まれる。そんな、オンライン上のコンソーシアムの設立を企画中です!!
今後も期待に応えられるよう、従業員一同、尽力してまいります。