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「尼崎でつながる地域の活動報告会」で高校生、大学生が発表


2月3日(月)、園田学園女子大学で「尼崎でつながる地域の活動報告会」が開催されました。市内の高校生・大学生が企業との共同活動や地域の課題解決に取り組んだ成果について、地域の企業や教育関係者、行政関係者に向けて発表を行い、ポスターセッションを通して交流を図りました。



生徒、学生が地域で取り組んだ活動の成果を紹介


報告会概要

  • 名称:尼崎でつながる地域の活動報告会
  • 実施日時:2025年2月3日(月)13時~16時45分
  • 共催 :園田学園女子大学、株式会社エアグラウンド
  • 開催場所:園田学園女子大学※(尼崎市南塚口町)

※2025年度より、園田学園女子大学から園田学園大学へ校名変更

13時~15時15分   発表会 
15時20分~15時50分    ポスターセッション 
16時15分~16時45分    大学施設見学会(参加自由)

参加校(高校3校、大学1校)
尼崎市立尼崎双星高等学校
兵庫県立武庫荘総合高等学校
神戸市立神戸工科高等学校
園田学園女子大学

参加者:約100人
上記参加校の生徒、学生、教職員、産業技術短期大学の教員、尼崎市内の企業、尼崎市役所関係者など




高校、大学合わせて14組が発表

尼崎市立尼崎双星高等学校の生徒2人が司会を担当。園田学園女子大学の大江篤学長に開会のご挨拶をいただき、高校、大学合わせて4校から14組が発表しました。


園田学園女子大学の大江篤学長


同大学の学生の発表


尼崎市立尼崎双星高等学校


商業学科の3年生が6つの班で活動

・IKKEロボット参上!!~未来救ってみた~ ロボメイツ/1班(13人)ロボメイツ
 参加企業 :株式会社エアグラウンド(ロボメイツプロジェクト)
 ロボメイツMAGAZINE 活動レポート
 尼崎双星高校3年生が先生役 小学生向け放課後ロボット体験

・回っておトQ!キューズスタンプラッシュ スタンプラリー イベント/2班(12人)
 参加企業:あまがさきキューズモール

・双星チャレンジ 一鉄入魂「アンブレラハンガー~雨が好きになる~」/3班(13人)
 参加企業:有限会社柏木鉄工

・商品開発・ディスプレイ/4班(13人)
 参加企業:株式会社カワグチマック工業

・でんきの学校/5班(13人)
 参加企業:不二電気工事株式会社

・あま咲き放送局(FM82.0)をたくさんの人に聞いてもらうために/6班(13人)
 参加団体:一般社団法人みんなのあま咲き放送局様
 尼崎の地域情報サイト「まいぷれ」みんなのあま咲き放送局のページ


各企業、団体の方々も発表を観に駆けつけてくださいました


兵庫県立武庫荘総合高等学校


当社が講師を務めた「映像ゼミ」など4グループ

・映像ゼミ活動報告/3年次起業ゼミ2班
 参加企業:株式会社エアグラウンド
 当社が授業に参加し、生徒が企業PR動画の制作をする授業の講師を務めました。

・令和6年度の武庫荘総合高校の防災に関する取り組みについて/防災キャラバン
・あまらぶチャレンジ事業ジュニアコースに参加して/ジャパクル
・令和6年度武庫荘総合高校起業ゼミの活動報告 ビジネスアイデア発表/2年次起業ゼミ代表生徒




神戸市立神戸工科高等学校


尼崎の小学校のロボット授業に参加

ロボメイツ(ロボット人材育成プログラム)
 参加企業:株式会社エアグラウンド
 産業技術短期大学 二井見博文教授による感想

 ロボメイツMAGAZINE 活動レポート
 神戸工科高校の生徒がロボット教材を量産、小学校の授業等で活用




同校の恒松良太先生が活動概要を説明


感想をお話しくださった産業技術短期大学の二井見博文教授


園田学園女子大学


地域に密着した3つの活動

・尼崎市支え合いを育む人づくり支援事業「運動や遊びを通じて行う 子どもの見守り・ささえあい活動」山崎ゼミ
・塚口ゆめ未来プロジェクト コスメ売り場づくり&キッチンカーの販売活動
・あまやさい薬膳カレーの商品開発 SEKISUIチャレンジャーズとの産学連携

当日は、キッチンカーの営業も行われました。




株式会社エアグラウンド


来年度に向けた高大連携計画

「尼崎でつながる地域の活動報告会」は、今回で3回目を迎えます。企画・運営を行う当社では、尼崎で高校や大学、および生徒や学生と地元企業を結び、ともに課題解決や商品開発等を行う取り組みを続けてまいりました。
来年度は高校と大学が一緒に活動する「高大連携」を進めていく予定です。この報告会では、高大連携計画について当社代表の畠中が話しました。



ポスターセッション


生徒、学生と企業、教育関係者など参加者同士が交流

発表会の次は、会場を移動してポスターセッションを行いました。
教室にはポスターだけでなく、活動で使ったグッズなどの実物を展示。教材や開発した商品、イベントで使ったものなど、来場者が実際に手に取って見ることができるようにしました。発表した高校生や大学生は活動の経過や成果について、来場した企業の方や教育関係者に説明し、質問に答えるなど30分間にわたり交流しました。




園田学園女子大学見学ツアー


普段は見ることのできない場所の見学も

園田学園女子大学の大江学長にご挨拶をいただき、活動報告会は閉会となりました。

閉会後、自由参加形式で同大学の見学ツアーが開催され、社会連携部の皆様がツアーを企画してくださり、施設や歴史的資料、実物等を見学することができました。


参加者の皆さんの感想


終了後にアンケート調査を実施

高校生、大学生の感想

尼崎市立尼崎双星高等学校、兵庫県立武庫荘総合高等学校、神戸市立神戸工科高等学校、園田学園女子大学の参加者に聞きました。

前半の学生プレゼンテーションについては88%、後半のポスターセッションについては79%が良かったと回答。

「全体の発表を通して、何を知ることができましたか?」という質問に対しては、下記のような感想がありました。
・自分たちの学校でしか地域との関わりを知らなかったため、今回の活動報告会でこんなに多くの学校や企業が私たちと関わっているのだなと思った。
・さまざまな学校の豊富なグループ活動に触れることにより、これから活動をしていく上でのアイデア、学びを得られた。

また、今回の活動を通して企業からフィードバックを受けたことに対して78%が「役立った」と答えました。今後したいこととしては、会社見学や短期、長期のインターンシップといった項目が多く選ばれました。

企業や行政などの皆さんの感想

学生と活動した企業の方、行政関係者の方など、さまざまな方がお越しくださり、学生プレゼンテーションについては88%、ポスターセッションは56%が良かったと回答されました。

・さまざまな発表を通して、自社にも参考になることがあった。
・高校生、大学生の目を見張る学びの成果、彼らの学習意欲と能力の高さ(がわかった)。
・課題研究型(PBL)授業が生徒と社会をつなぐ重要な教育事業にますますなっていくことを、再確認できた。
・学生の活動に対する(企業の)受け入れ姿勢が想像以上で素晴らしかった。

先生方の感想

高校、大学の先生方は、学生プレゼンテーションについては75%、ポスターセッションは50%が良かったと回答されました。

・生徒たちの自由な発想と行動力が素晴らしいと感じた。
・高校生が学校外で、社会人(会社)と連携しながら活動することで、座学では学べないことを学んでいる。全体的にスライドが見やすい。
・課題から実施、考察までをしっかりまとめられており、とても学習になった。また、企画の規模が大きくすごいと感じた。
・(ポスターセッションに対して)発表に使われたものや、実際の映像などがあったので分かりやすかった。

アンケートの結果、時間の長短両方のご感想や、ポスターセッションについて、学生と来場者のコミュニケーションがもっと取れたのではないかとのご意見をいただきました。
今後の運営に活かしてまいります。

2025年度も学校の授業に参加

当社は2025年度もさまざまな学校と連携し、課題研究などの授業に参加して、活動を行います。
また、企業と学校をつなぐコーディネーターとして、高校でのキャリア教育イベントを開催していきます。

高校、大学との連携にご興味のある企業様、教育関係者の皆さまは、ぜひ当社へお問い合わせください。

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