当社では、インターンシップコーディネートの他に、自社でも高校生や大学生のインターンシップを受け入れています。2023年度は、11月7日~9日に尼崎双星高校の2年生4人を受け入れました。生徒たちは3日間にわたって写真撮影や動画編集、プログラミングなどに挑戦しました。
尼崎双星高校の2年生4人が3日間にわたり活動
インターンシップコーディネートに加え、自社での受け入れも
当社は尼崎市の「インターンシップ等推進支援業務」の受託事業者として、2023年9月から市内の高校と企業のインターンシップをコーディネートしていますが、以前から自社でもインターンシップを受け入れてきました。
高校生や大学生との活動は、「ワザカタログ」や「ロボメイツ」「ロボキャン」といった教育事業につながるきっかけとなりました。
そして今年度(2023年度)は、尼崎市立尼崎双星高等学校から2年生4人を3日間にわたって受け入れました。
共に活動する尼崎双星高校ならではの活動内容
インターンシップでは、写真撮影や動画編集、プログラミングなどを一緒に行いました。
同校の3年生の活動を題材に2年生が撮影や編集をする、さらにそこで生まれた成果物を3年生が授業で活用する。尼崎双星高校ならではの連携したインターンシップ内容になりました。
写真撮影
初日
社内や屋外で練習。カメラを初めて触る生徒が多く慣れないながらも、表情や作業風景など撮りたいものを絞って考えながら撮影できました。
2日目
練習を経ていよいよ撮影本番へ。題材は当社がインターンシップコーディネートを手がける、尼崎双星高校3年生の「課題研究」の授業風景です。インターンシップ中の2年生は学校へ向かい、授業を受ける先輩たちの様子を撮影しました。
動画編集
初日
編集する動画の題材は、3年生が尼崎市立上坂部小学校で行った出張授業「わくわくロボット操作体験 ロボメイツ」です。
当社のカメラマンから「どうすれば相手に見てもらえるかを考えて編集することが大切」とのアドバイスを受け、本格的な編集前に行う簡易の荒編(あらへん)に挑戦。作業前は戸惑っていましたが、いざ始めると生徒同士で「おもしろいからやってみて」と勧め合っていました。
2日目
2年生が荒編をしたデータをもとに、3年生が課題研究の授業内で動画編集に取り組みました。
プログラミング・教材開発
3日目は、プログラミングや教材開発を行いました。
プログラミングでは、当社の運営するロボットSTEAMスクール「ロボキャン」の教材の一つ、Arduino(アルディーノ)という機器を使用。ケーブルを挿してLEDライトを光らせたり、プログラミングでライトを点滅させたりしました。
教材開発では、子ども向け教材のアイデアスケッチに取り組み、社内のメンバーやロボキャンの大学生スタッフと共有しました。
当社代表の畠中は、「学生らしい自由な発想が素晴らしいですね。実現できそうなものもあるのでうれしいです」と講評しました。
インターンシップを終えて
高校生の感想
実際に見ることで、想像よりも時間を大切にしていて、仕事一つ一つをテキパキ終わらせる必要があると知った。
カメラは難しかった。画角や表情、角度、ホワイトバランス、ピントなど、ただ撮るだけでなく人が見やすい写真を撮る。動画も、見ている人が飽きないように作る。どちらもプロの仕事だと実感した。
視野が広がった。落ち着いた環境で、社員さんが明るく接してくれて仕事が楽しそうに見え、仕事に対するイメージが変わった。
また、センスやアイデアで表現する業種、職業に興味がわいた。働くことについても、やりがいなどお金以外に得られるものがたくさんあると感じた。
就職の時に今回の経験を活かしたい。
高校や企業説明の場だけではわからない、たくさんの経験をして成長できた。業務の一部を体験してみて想像以上に大変だったけれど、大切なことを学び、進学か就職か考えている自分にとって大変意義深いものとなった。
まとめ
2023年11月7日~9日に、尼崎双星高校の生徒のインターンシップを受け入れました。2年生4人が3日間にわたって写真撮影や動画編集、プログラミングなどに挑戦。同校の3年生が小学校で行ったロボット授業の動画を編集したり、同じく3年生の課題研究の授業風景を撮影したり、連携した活動を行いました。