名古屋国際会議場で7月19日(水)〜21日(金)に行われた「Robot Innovation Week 2023」に出展しました。会期中、当社は企業ブースで産業用ロボットオペレーター育成事業「ロボメイツ」および産業技術短期大学と共同開発中の教育用ロボット「あまロボ」を紹介。また、代表の畠中が2日目の7月20日(木)に登壇し、講演を行いました。
ロボットがメインの展示会「Robot Innovation Week 2023」
ブース展示と多くの講座、講演が詰まった3日間
名古屋国際会議場で7月19日(水)〜21日(金)に行われた「Robot Innovation Week 2023」に出展しました。
この展示会は、ロボットやAIoT技術に関する技術交流イベントで、ロボットアーム「DOBOT」シリーズの販売などを手掛けるTechShare株式会社が主催。企業によるブース展示のほか、ロボットアーム、教育など5つのテーマ別カンファレンスが開かれ、ロボット開発企業などによる70以上の講演が行われました。
Robot Innovation Week 2023
ロボメイツ、あまロボ、ロボットスクール「ロボキャン」を紹介
当社では、小型ロボットアーム教材「DOBOT Magician Lite」をロボメイツの活動で使用。高校生がプログラミングや操作を学んで小学校で出張授業を行い、小学生たちと「みかんまんじゅうの自動箱詰めをする」というミッションや、各種ロボット体験イベントに活用しています。
企業ブースでは、ロボメイツの活動や開発しているロボット教材、この6月に開講したロボットSTEAMスクール「ロボキャン」の取り組みなどを紹介しました。
ロボット教育システムに関心
展示会自体がロボット分野を主としているため、全国から企業のご担当者や大学、高専の先生方、学生さんなど、ロボットを専門にする方が多くいらっしゃいました。
当社が学校と企業をつないで行うロボメイツの「リレー型体験学習」の仕組み、「DOBOT Magician Lite」の教育現場での使い方、開発中のオリジナルロボット教材「あまロボ」のシステムに興味をもってくださった方が多く、お一人お一人とじっくりお話をさせていただきました。
また、個人的に興味があって来た方、子どもに習わせたい!とおっしゃる方もおられ、来場された皆さまからのアドバイス、ご意見、期待するお言葉に大変勇気づけられました。
Robotics Education Conference 2023
大学や高専の先生方、学生など教育関係者も来場
会期2日目はロボット教育をテーマにした「Robotics Education Conference 2023」が開催され、大学や高専の先生方に交じって当社代表の畠中も登壇しました。ロボメイツを中心に、当社の事業やロボットスクール開講に至る現状と課題について、スライドや動画を交えて話しました。
ロボット開発・授業実施における生徒の役割分担
中でも反応があったのは、ロボット開発・製造は工科高校や高専、小学校へ教えに行くのは高校の商業学科の生徒という役割分担についての話です。
工業系の学生はちょっとシャイな生徒が多かったこともあり、得意なロボット教材の開発・製造に力を発揮してもらい、女子が多く、子どもたちと気軽に話すコミュニケーションの得意な商業学科の生徒たちに、小学生へ教える先生役を担ってもらう。
この体制でロボットの量産は進み、小学校のロボット授業では、高校生と小学生がすぐに仲良くなって盛り上がっています。
それぞれ得意な分野を生かして生徒が活躍するエピソードに、時折、笑いも起こり、大きくうなずく方も多く見られました。
ロボット教育を行う企業との情報交換
講演後、自社でもロボット教育を行っている、今後、検討しているというメーカーなど企業の方も、ブースを訪れてくださいました。
特に、子ども向けのロボット教育を展開する企業の方々からは、どのようにして、一民間企業である当社が高校や小学校で授業をできるようになったのか、学校との関係の作り方などロボメイツの仕組みについて質問がありました。
また、昨今、プログラミングスクールが増加する中で、ロボットスクール「ロボキャン」のカリキュラムやものづくりの意義に共感してくださるお声も多く頂戴し、企業の新人や若手教育にロボメイツをと考えてくださった方も。
この3日間で多くの大学や高専の先生方、ロボット関連の企業の方々と交流し、大変貴重なご意見をいただきながら情報交換をすることができました。
まとめ
名古屋国際会議場で7月19日(水)〜21日(金)に行われた「Robot Innovation Week 2023」に出展しました。会期中、当社は企業ブースで産業用ロボットオペレーター育成事業「ロボメイツ」および産業技術短期大学と共同開発中の教育用ロボット「あまロボ」を紹介。また、代表の畠中が2日目の7月20日(木)に登壇し、講演を行いました。この3日間で多くの大学や高専の先生方、ロボット関連の企業の方々と交流し、情報交換をすることができました。