ロボメイツの支援企業である神戸の東華護謨工業様より、輪ゴムを寄贈いただきました。ロボメイツのオリジナルロボット教材では、口の開閉などにバネとして使う輪ゴムは必需品です。同社のご担当者様と産業技術短期大学を訪れ、感謝の気持ちをお伝えして教授や学生さんと交流を図るとともに、教材の開発や研究を行う現場をご覧いただきました。
ロボメイツの教材に欠かせない輪ゴム
カラフル&シンプルな輪ゴムを計9パックも
この度、ロボメイツの支援企業である東華護謨(とうかごむ)工業株式会社様より、輪ゴムを寄贈いただきました。
ご寄贈くださったのは、100グラム入りの「カラーバンド」を6パック、「トーカバンド」を3パックの計9パックです。
ロボメイツでは輪ゴムは欠かせない材料です。
小学校の授業やイベントで子どもたちが組み立てるオリジナルロボット教材「パクパクハンド」や、手動式アームロボット教材で、輪ゴムを先端部分に使ってばねの力で開閉します。また、開講予定のロボットSTEAMスクール「ロボキャン」などで使う「コップ型お絵描きロボット」にも輪ゴムを使います。
小学校の授業を実施してほしいとのお声をたくさんいただいていることもあり、輪ゴムは今後ますます必要になります。大変ありがたく、うれしいプレゼントになりました。
ロボメイツMAGAZINE
製造業と、日本の未来を担う子どもたちへの思い
同社営業部の門野巧様にお話を伺いました。
「営業をしていて、『日本の未来をつくっていく若者がこの業界には少なすぎる』と思っていたところ、エアグラウンドの畠中さんと出会ってロボメイツを知りました。このプロジェクトを通して、若い世代が少しでも興味を持ってくれたらいいなと思い、支援させていただくことにしました」。
この度の輪ゴムの寄贈に際しては、
「製造業界の高齢化が進んでいるのは事実で、若い世代が少ない。それを変えるためにも、子どもたちに製造関係のおもしろさ、楽しさを知ってほしい。想像、イメージではおもしろくなさそうと思っていたことも、実際に体験するとおもしろかったなど、体験しないとわからないこともあると思います。ぜひ、ロボット作りやいろんな体験をして、製造のおもしろさ、楽しさを感じてほしいですね。いつか一緒に働ける日を心待ちにしています!」
とメッセージをお寄せくださいました。
産業技術短期大学へ訪問、教授や学生と交流
2023年3月28日に、門野様に寄贈品の輪ゴムをお持ちいただいて、産業技術短期大学で二井見博文教授やロボメイツスタッフとして活動する同大の学生、OGたちが教材制作や研究を行う現場をご見学いただきました。和気あいあいと交流しながら、輪ゴムを教材のコップ型ロボットに装着し、活用する場面をご覧いただくことができました。
ご支援に対し心より感謝申し上げると同時に、小学校の授業やイベント、ロボットSTEAMスクール「ロボキャン」などを通して、いただいた輪ゴムを使った教材による体験学習で一人でも多くの子どもにロボットに興味をもってもらえるよう、活動を進めてまいります。
東華護謨工業株式会社様について
東華護謨工業株式会社様は、1926(大正15)年に創業、兵庫県神戸市でゴム製品の製造・販売を手掛ける「ものづくり企業」です。
東華護謨工業株式会社
門野様に各商品の特徴をお聞きしました。
「カラーバンドは、黄、赤、緑、紫の4色をメインに取り扱っておりますが、その他の色についてもご要望に応じて承ります。いろんなサイズを別注でお受けすることができます。トーカバンドについては、輪ゴムはゴムチューブを輪切りにして製造しますが、黄色い箱に入って売っている輪ゴムは大体『並切』といって1.1㎜にカットしています。用途によって、例えば20㎜、30㎜など巾を広くカットすることもできます。その他、カラーバンドや耐候性・耐油性、用途にあった輪ゴムの製造が可能です」。
まとめ
ロボメイツの支援企業である、神戸の東華護謨工業様より輪ゴムを寄贈いただきました。ロボメイツのオリジナルロボット教材には、口の開閉などにバネとして使うため、輪ゴムは必需品です。同社のご担当者様と産業技術短期大学を訪れ、感謝の気持ちをお伝えして教授や学生さんと交流を図るとともに、教材の開発や研究を行う現場をご覧いただきました。